「マリン構文」という言葉を聞いたことはありますか?
VTuberの宝鐘マリンが高校時代に作ったゲームの中で使われていた独特な言い回しが、今やインターネット上で人気の表現方法になっています。
「と、思いつつ」を多用したり、言ったことを撤回したり、同じことを繰り返し言い換えたり…。
一見不思議な文章なのに、なぜか私たちの複雑な心情をうまく表現できてしまうのが面白いところです。
この記事では、マリン構文の元ネタや特徴、実際の使い方まで、詳しく解説していきます。
マリン構文の元ネタ
マリン構文の元ネタは、宝鐘マリンが高校時代に制作した自作ゲーム『The Second World 〜世界のつくりかた〜』(略称:セカワー)に登場する独特な言い回しです。
この自作ゲームは、マリンが小学生から社会人までの時間をかけて作り上げたもので、ゲーム内の文章やセリフに特徴的な表現が多く使われています。
マリン構文の特徴として以下が挙げられます。
- 「と、思いつつ」の多用
- 同じことを言い直す
- 付け足し
- 撤回
- 二重否定
- 繰り返し
- 否定攻め
具体的な例としては、以下のようなセリフがあります。
「せめてこの突き刺さるような視線から逃れられるレベルくらいには正常になりたいと思いつつ、結局一月経ってしまった。と思いつつ、希望する日々。いや、希望なんてないのかもしれない。でも、希望がないわけじゃない。希望はある。ないけど、ある」
この例文では、「と思いつつ」の多用、言い直し、撤回、二重否定、繰り返しなどのマリン構文の特徴が見られます。
このゲームは当初、マリンにとって「黒歴史」として扱われていましたが、ファンからの要望や「黒歴史選手権」という企画をきっかけに公開されることになりました。
2024年1月21日、マリンのYouTubeチャンネル登録者数が300万人を突破したことを記念して、ゲームの一部が配布されました。
マリン構文は、その独特な言い回しや表現方法が面白いとファンの間で人気を博し、マリンの個性的な一面を表す要素として親しまれています。
マリン構文の特徴と使い方
- 「と、思いつつ」の多用:文章の中で「と、思いつつ」という表現を頻繁に使用
- 同じことの言い直し:一度言ったことを別の言い方で繰り返し表現
- 付け足し:文章の後に追加情報を付け加える傾向がある
- 撤回:一度述べたことを取り消したり、修正したりする
- 二重否定:否定表現を重ねて使用することがある
- 繰り返し:特定のフレーズや表現を繰り返し使用
- 否定攻め:否定的な表現を連続して使用する傾向がある
マリン構文は独特の雰囲気を持つため、ユーモアを込めたり、キャラクターの個性を表現したりする際に効果的に使用できます。
例文
例文1: 日常生活の悩み
「今日も朝が来たと思いつつ、起きたくないと思いつつ、でも起きなきゃいけないと思いつつ。結局起きた。起きたというか、体を起こしただけ。魂は起きていない。いや、魂なんてそもそもあるのかどうか。あるわけないけど、ないわけでもない。そう考えつつ、朝食を食べる。食べるというか、口に運ぶ。味なんて感じない。感じないけど、おいしい。」
例文2: 恋愛の悩み
例文3: 創作の苦悩
例文4: 人生の選択
これらの例文は、マリン構文の特徴である「と思いつつ」の多用、言い直し、撤回、二重否定、繰り返し、否定攻めなどを取り入れています。
独特の言い回しと冗長な表現が、話者の複雑な心境や状況を表現しています。
まとめ
VTuberの宝鐘マリンが生み出した「マリン構文」について、楽しく学んでいきましたね。
最後に、この記事の重要なポイントをおさらいしましょう。
- 元ネタ:マリンの自作ゲーム『The Second World』から生まれた独特な言い回し
- 主な特徴:
- 「と、思いつつ」の多用
- 同じ内容の言い換え
- 文章の撤回や修正
- 二重否定表現
- 使用場面:
- 日常生活の悩み
- 複雑な心情の表現
- 創作活動の苦悩
このマリン構文は、一見不思議な文章なのに、私たちの複雑な気持ちをうまく表現できる面白い言い回しとして、多くの人に親しまれています。
みなさんも、SNSや日記で使ってみてはいかがでしょうか。使ってみたいと思いつつ、難しそうと思いつつ…。