「キーボしてきた」という言葉、最近ネットやSNSで見かけることが増えましたよね。
一体どういう意味なのか、どこから来た言葉なのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、「キーボしてきた」の元ネタから意味、具体的な使用例まで詳しく解説していきます。
キーボしてきたの元ネタは?
「キーボしてきた」というフレーズは、お笑いコンビ・千鳥の大悟さんが発祥です。
ABCテレビの番組『今ちゃんの「実は…」』内のコーナー「街で気になるあの娘の素顔は実は…」が元ネタとなっています。
このコーナーは、視聴者から寄せられた美女の情報をもとに、千鳥の二人が実際に会いに行き、私服を見せてもらったり、家を訪問するという内容です。
このコーナー内で、一般女性と接する中で興奮した大悟さんが発した言葉が「キーボしてきた」でした。
深夜帯の番組とはいえ、テレビで一般女性を前にしてストレートに「勃起してきた」と言うのは憚られたため、婉曲的な表現として「キーボ」という言葉が生まれたと考えられます。
キーボの意味とは?
「キーボ」という言葉は、「勃起(ボッキ)」を逆さまにして少し濁らせた表現です。
つまり「キーボしてきた」は直接的には「勃起してきた」という意味になります。
しかし、現代では意味が拡大し、必ずしも性的な文脈だけでなく、以下のような場面でも使用されるようになっています:
- 単純な興奮状態を表現する場合
- テンションが上がっている状況
- 期待や楽しみが高まっている時
キーボの使用例
「キーボしてきた」の使用例は、以下のように多岐にわたります:
1. スタンダードな使用例:
- 魅力的な異性を見かけた時
- 好みのタイプと出会った時
これは本来の意味通りの使い方です。
例えば、魅力的な異性を見た時などに「キーボしてきた」と表現します。
2. 非性的な興奮を表現する例:
「いよいよ来週まで迫って来てます‼️ 音楽好きの諸君は絶対集合お願いしますね!楽しみすぎてキーボしてきた」
3. 女性による使用例:
「湘南のライブ〜〜♪ 楽しみすぎでキーボしてきたわ。」
女性がライブへの期待感を表現する際に「キーボしてきた」と使っています。
4. ユーモアを含んだ使用例:
「えちぜん鉄道のL型電車通称キーボです。キーボしてきた際にご利用ください」
この例では、電車の愛称が「キーボ」であるという情報提供です。本来の意味とは全く異なりますが、「キーボ」という言葉が広く認知されていることが分かります。
まとめ
「キーボしてきた」は、千鳥の大悟さんが発祥の、元々は性的な興奮を表す言葉でしたが、現在ではより広い意味で使われるようになっています。
強い興奮や高揚感、期待感などを表現する際に用いられ、男性だけでなく女性も使うことがあります。
このように、言葉は時代や状況によって意味合いが変化していく好例と言えるでしょう。
この記事を通して、「キーボしてきた」の意味や背景について理解が深まったなら幸いです。