インターネット上で「デデドン!」という言葉を目にしたことはありませんか?
衝撃や絶望を表現するこのネットスラングの背景には、ある有名な効果音楽が隠されています。
特撮作品からマニアックな映像作品まで、幅広く使用されてきたその楽曲の正体と、ネットミームとして定着するまでの意外な経緯に迫ります。
デデドンの元ネタとは?
「デデドン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?ネットスラングとして、衝撃的な展開や絶望的な状況を表す際によく使われるこの言葉。
その背後には、ある楽曲が存在します。この記事では、デデドンの元ネタについて詳しく解説していきます。
デデドンの元ネタは、「Nash_Music_Library」が提供している楽曲の一つで、本来のタイトルは『Impact 38』です。
曲番号は「NSF-309-38」。この楽曲は、その名の通り、恐怖や衝撃的なシーンで効果的に使用されることを目的として作られています。
実写作品、アニメ作品を問わず、様々な商用作品で使用されています。
特に特撮ドラマ『仮面ライダー響鬼』での使用頻度が非常に高く、多くの人の記憶に残っています。
この『仮面ライダー響鬼』での多用が、「デデドン」という言葉が広まるきっかけの一つになったと言えるでしょう。
デデドンが有名になった理由
『Impact 38』、通称「デデドン」が広く知られるようになった背景には、いくつかの要因が考えられます。
大人向けマニアックビデオへの使用: 一部の大人向けマニアックビデオの導入部分で使用されたことが、特定の層で広く知られるきっかけとなりました。
ネットミームとの関連付け: なぜか、ネットミームのキャラクターであるピンキー姉貴(稀に今田耕司)とセットで使われることが多いですが、これらは楽曲自体とは直接的な関係はありません。あくまでネット上での関連付けによるものです。
音MADへの使用: 音MADと呼ばれる、既存の音声や動画を編集して作られるMADムービーにも頻繁に使用され、ネット上での拡散に貢献しました。
また、「デデドン!(絶望)は響鬼が元ネタ」という言説をよく見かけますが、これは誤解です。
『仮面ライダー響鬼』での使用が早かったことは事実ですが、『Impact 38』はあくまで商用BGMであり、使用料を支払えば誰でも使用できる楽曲です。
したがって、『仮面ライダー響鬼』が元ネタというわけではありません。
まとめ
「デデドン」という言葉は、『Impact 38』という楽曲から派生したネットスラングです。
この楽曲は、様々な作品で使用されていますが、特に『仮面ライダー響鬼』での使用が印象的です。ネットミームや音MADなどの影響もあり、広く知られるようになりました。
「デデドン」という言葉を使う際は、その背景にある楽曲の存在も思い出してみると、より深く理解できるかもしれません。